こんにちは、シンです。
今回はタスク管理の際に時間の使い方として有効となる「エメットの法則」について具体例と共にご紹介していきます。
本来であれば優先して行わなければならない重要な業務を「まとまった時間を作ってやろう」とは思いつつも先延ばしにしてしまう。
そして、気がつくといつの間にか時間が経ってしまい、仕事が山の様に。。
そんな経験は誰しもが一度はあるのではないでしょうか。
ビジネスマンとして大きな成果を生み出したいとお考えであるなら、
限られた時間をうまく手懐けて予定通りに仕事を遂行する必要があります。
エメットの法則を知り、毎日の時間管理を意識して理想に早く近く方法を学びましょう
エメットの法則とは
今回ご紹介するこちらは、タイムマネジメントの専門家であるリタ・エメットが著書「いま、やろうとしていたのに」で物事を先延ばしにしてしまう習性の原因について研究を行い、判明した法則のことです。法則の内容を抜粋すると
①仕事を先延ばしにすることは、片付けることの倍の時間とエネルギーを要する
②先延ばしにする原因の1つは、完璧さに対するこだわりである。
とあります。
どういう事かというと、
大切に思う仕事ほど手をかけて取り組みたいという気持ちの表れから
「まとまった時間を作ってから取り組もう」と作業を後回しにするが、
そうこうしているうちに他にも仕事が増えてしまい、
結果的に時間が取れなくなってしまう現象のことをいいます。
これでは肉体的疲労と集中力の低下したコンディションのまま温めていた仕事をしなければならなくなる可能性が高まるため本末転倒とも言えるかもしれませんね。
例えばです。
重要な会議のプレゼン資料の作成を上司から任され仕上げておくように指示をされた多忙な新入社員が、
ふっと我に返り気づいたら会議の直前になっていた場面があげられます。
上司からの期待に応えるべく熱意を込めて手をかけなければならない仕事を時間をかけてじっくりコトコト仕上げたいという心情はお察しします。
しかし、体調管理と一緒で責任は果たす義務があります。
休息したいと身体が心に訴えている中で会議資料をより良いものにしようと働きかけても集中力の低下があだとなり、
手がけた資料のクオリティに疑問を抱いてしまう。
さらには当日のパフォーマンスも本来発揮出来る能力より大幅に下がってしまう悪循環にさいなまれてしまうのです
今回は私が実践している先延ばしせずに「すぐにやる」習慣の構築法をお伝えいたします。
まず大前提として意識すべきこと。
それは、まとまった時間が取れないからとつい後回しにして行う作業と、 地道に毎日作業を地道に続ける2つの選択肢を取らないといけないとしたら迷わず後者を選ぶべきです。
質の良い仕事をしく中で能力を高めていきたいのであれば常にその分野に関する思考を頭の片隅に入れて毎日を過ごしていると、 時間を置いて長時間一度に作業する時よりも思考に刻まれるからです。
例えば、スラムダンクの桜木花道は喧嘩三昧の日々から一転してバスケのことばかり考えて外しながらも何度もシュートの練習をしたからこそ感覚が研ぎ澄まされあれだけの実績を作る事が出来、読者の心を突き動かしました。
集中して取り掛かる時間が短期間だと、やらない時間で感覚を失ってしまいますが、 あれだけ一点に集中して取り組めたのは目的意識を持って取り組んだからこそです。
私が行っている事は一時間早く起床しスタートダッシュでしっかり一日の予定を認識して、肉付けを行う作業です。
そうやって普段から質の良い仕事を仕上げるための準備をあらかじめしておくことで後回しにせずに入られます。
朝起きてからの数時間は私にとってゴールデンタイムで他の雑念が一切入ってきてない状態なのでゆとりを持って集中して先延ばしにしてしまうことの作業が出来ます。
そして集中して仕事を仕上げ終わったあとは気持ちを切り替えて脳を休ませてあげるべきです。
これが私にとって先延ばしをせずに最短で成長する方法です。